マンションに住むのが向いている人といえば、周りの視線を気にせずに生活をしたい人です。住宅地や商業エリアに住んでいると、周りからの視線が気になることが多いものですが、マンションのように高さのある建物で生活していると見られにくくなりますから、周りからの視線に神経質になることなく生活ができるわけです。例えば、マンションの高層階で生活していれば、横に同じぐらいの高さの建物などがない限り、至近距離で生活の様子を見られるといったことがありません。ですから、窓を開けやすい生活ができると言えます。
窓を開けやすいと、しっかり換気ができて気持ちが良いですし、暑い日に自然の風で涼むことができます。洗濯物も見られにくいですから、干す時にあれこれ気にする必要もなくなって楽なものです。また、セキュリティ的な観点からも、優れた生活環境になっていると言えます。建物の高さに加えて、セキュリティ設備の存在もありますから、侵入するのは容易ではありません。
このように、優れた特徴があるマンションですが、建物の高さが同じであっても、立地が違えば住み心地というのは変わってきます。ですから、物件選びは慎重に行うことが大切です。立地によって、視線の入り方も変わってきますし、音の入り方も変わってきます。うるさい音が入ってくるようでは、人の姿は見えなくても、人の存在を強く感じることになり、落ち着いた生活を送れなくなってしまいますので、注意が必要です。