マンション購入をするときに、ボーナス返済を設定してローンを組む人は多くいるようです。ボーナス返済を設定すれば、ボーナスをもらうことのできる月には多く返済をすることになりますから、その分だけ月々の返済金額は小さくなるというメリットがあります。確実にボーナスをもらうことのできる人なら、ぜひこの方法を選ぶべきでしょう。こうすることによって返済計画を立てやすくなりますし、マンションを購入するためのローンの審査にも通りやすくなります。

しかし、ボーナス返済には危険性も潜んでいることを忘れてはなりません。最近では景気が回復してきていますから給料が安定しているという人もいるでしょうし、給料が増えたという人もいるはずです。しかし、景気が悪化してくると言及になることもあります。それに先立って行われるのがボーナスのカットです。

大手の企業で労働組合がしっかりしていれば安心なのですが、そうではない場合には、業績が悪化することによってボーナスが減額になったり完全にカットされたりすることもあります。ボーナス返済を設定していれば、滞納してしまう可能性もあると言えるでしょう。このようなことがありますから、景気の先行きが不安定な人ならマンションを購入するときにボーナス返済を設定するのは得策ではありません。ボーナス返済を設定せずに、ボーナスをもらった時には繰り上げ返済を利用するなどの方法で返済金額を小さくしていくほうが、現実的な方法だと言えるでしょう。

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